それぞれの地域にそれぞれの暮らしがあって、守ったり壊したりしながら人のいとなみがつづいている。自分の家族を守り、家族が地域を守り、地域が町を作り、町が・・・ということは、生きている環境を俯瞰しつつ、自分のまわりを大切にすることで、地域も守られよくなっていくってことを再認識したボランティアでした。

IMG_4074感想が先になってしまいましたが、11/9-10と一泊で福島県喜多方市山都町の「本木・早稲谷 堰と里山を守る会」の堰の保全ボランティアに参加してきました。初ボランティアです。
前の投稿にもありますが、この辺りは母の実家なので土地勘があり思い入れがつまった地域なので、紅葉も見たいし「堰」にも興味があり行ってみました。

「堰」(せき)というと水を堰き止めているところという意味ですが、ここでは「水路」のことです。

稲を作るためには大量の水が必要なので、早稲谷(わせだに)と本木(もとき)という二つの地域で江戸時代(約270年前)に山沿いに苦労しながら12年かかかって約6kmの「堰」を作り、水田に水を引き代々稲作を行ってきました。
その堰の一部が、夏の大雨で決壊したため修復するというのがミッションでした。IMG_4082

村を見下ろす、紅葉がまだ残る山の中に幅1mほどの小さな水路があり、そこに現場がありました。
水路は、コンクリートの部分もありますがほとんどが土を掘ったままの状態で、水はほとんどありません。(秋は使わないから止めてあるのでしょう)ボランティア10名と地元の方10名で、崩れたところに土嚢を積んで、細くなった部分を拡げ、底をさらって3時間ぐらいで作業終了。
思ったより早く終わってびっくり!

終わりがけのうつくしい、熟成した紅葉をながめ、雪がのった飯豊を見、地元の方のもてなしを受けて、ほんわかした2日間でした。
私には、非日常をはなれて来た環境ですが、地元の方にはここが日常で、来年の準備や野菜作りや、鶏の世話やら雪囲いやらと、繰り返され次へうまくバトンタッチできか心配ではあります。

昨日(11/11)は予報通り、郡山でも初雪でした。そして今日は、さらに冷え込んでいます。
山都は雪景色になってることでしょう。

IMG_4089

IMG_4081

IMG_4092